数式は画像に変換してくれる.
凝った LaTeX 原稿だといろいろとエラーが出たりするので,プレーンな jarticle などにコピペして,(日本語を含む場合)以下の行を追加.
\usepackage[utf8]{inputenc}
latex2rtf -M12 -D 600 <ファイル名>.tex
これだけで,<ファイル名>.rtf というファイルが完成.
Macのデフォルトのrtfのエディタだと,数式等が表示されないが,Word などで開くと表示されている.
M12オプションは,すべての数式を画像化するオプション.
M6とすると別立ての数式のみ画像化.
M3または無指定で,画像化は行わない.
Dオプションは数式の画像化のdpiを指定する.
デフォルトは300.
よく確認すると,何故かインラインの数式の前にドットが入ってしまう問題があったので,その治し方も追記.
変換中に以下のようなエラーが出ていることを発見.
Rendering '$k$'/usr/local/bin/latex2png: line 263: identify: command not found
/usr/local/bin/latex2png: line 264: [: -gt: unary operator expected
identifyはimagemagickと一緒に入るものらしい.
imagemagickは入っているはずだが,とりあえずbrewで再インストールしようとしたが,どうやらbrew以外でインストールしていたようなので,
brew link --overwrite imagemagick
で上書きしたら治った.